小町さん中毒度診断♪

雪村「はいはい、静かにしてくださーい。静かにしないと看護婦さんがスパコーンしちゃうぞ」(悩殺)

牧島「ぐはぁっ……」(撃沈)

雪村「ルールは簡単。これから雪村たちが挙げる例に自分がどれだけ一致しているかを数えてください。その数によってあなたがどれだけ小町さんに入れ込んでいるか、ぶっちゃけた話、あなたの変態度がわかっちゃいます」

牧島「小町さん……いいの?」

雪村「いいんですいいんです。乙女は殿方の熱い視線に晒されてこそさらに磨きのかかった乙女になるんです。あ、数え終わった人はあちらのぬらりひょんのせんぱいのところに持っていってください」

牧島「む……桜井舞人!」

舞人「雪村、そんなことはどうでもいいから他のキャラの診断やれとのクレームが……」

雪村「はいはい、口答えする人には痛〜いお注射しちゃいますよー」

舞人「……」(ナースは反則だよな)

牧島「……」(あぁ、レッドカードも辞さんな)

雪村「それじゃいっきましょー」

 

1・街で夏色娘を見かけると小町が脳裏をよぎる。

2・自分の彼女(もしくは好きな人(もしくは好みのタイプ))は着やせするタイプだと信じている。

3・髪房フェチである。

4・お風呂よりもご飯よりもシャドウボクシングよりもまず第一にシャドウアート。

5・可愛い後輩がほしい。

6・ぶっ飛んだ後輩がほしい。

7・幼馴染みにまつわりつかれている。

8・幼馴染みにまとわりついている。

9・夏は昔ながらの納涼だ。

10・ある異性を毒蛇から救い出したいと思っている。

11・名前誉めてくれたの小町さんだったらいいなぁ。

12・起こしに来てくれるなら幼馴染み。

13・上に住んでいるのに何故落ちてこないんだ!!

14・ヒーローアニメ・特撮は欠かさず視聴。

15・ポジションはフォワードだ。

16・ポジションはセンターウイングだ。

17・失恋したのに微妙にあきらめていない。

18・ライバルに塩を送る。

19・ライバルに火をつける。

20・誕生日プレゼントはチャイナボーンのティーポット。

21・誕生日プレゼントは虫取りセット。

22・「お兄様」よりも「お兄ちゃん♪」よりも「せーんぱいっ」のほうが寝覚めもいいしグッとくる。

23・寒くても2人なら平気。

24・幼馴染みの過去を思い出せない。

25・座右の銘は「餅は餅屋」。

26・雨が好き。

27・品行方正なクラス委員長。

28・素行不良なクラス委員長。

29・雑学だけは任せてくれ。

30・桃色シーンは頭から離れない。

31・絶叫ツッコミさせられてもいいよん♪

32・愛情と行動は相反する。

33・自分の名前を誉められたことが3度以上ない。

 

雪村「以上で質問はすべて終了です。お疲れ様でした」

牧島「えー、ではこれよりそこのぬりかべが診断をしますので、1列になってお待ちください」

舞人「ようやく俺の出番か」

 

<1つも該当しなかった人>

舞人「な、なんとっ。……も、もしかしたらそなたは非常にまともな人間かもしれん……。ばっ……ぷじゃけるなよ、貴様。貴様のような常識人など、この場には必要ない! 去れ、去れ。まったく、おおい雪村、塩まいといてくれー」

<5と20と27のみ該当もしくはこのいずれかに該当した人>

舞人「ふむ、貴様らもさっきのヤツとおんなじだ。ちょっと色気づいた常識人が一番迷惑なんですーだ、ぷんぷんっ」

<10と11と14と15と18と19と27と33のみ該当した人>

舞人「わはははは! いえ、違います。決してどこかの熱血恋愛一直線バカと似てるから笑った訳ではありませんよ、ええ」

牧島「桜井舞人、貴様……」

<1〜3つ該当した人>

舞人「まだまだ常識人の域を出ないが、まぁよしとしよう。だが、限りなく一般人に近いとだけ言っておこう。このままでは、没個性はおろか、じきに人類は補完されてしまうぞ!!」

<4〜10こ該当した人>

舞人「重度の雪村中毒と言えるでしょう」

牧島「も、もう重度なのか……」

舞人「今のところ実害は少ないが、気をつけたほうがいいな。何しろこいつは、気付かないうちに人を自分のペースに巻き込んでいるからな。恐ろしい女だ」

雪村「せ、せんぱいに誉められちゃったべさ……」

舞人「誉めてねぇよ!……おっと、ハードボイルドの俺がつい取り乱してしまったよ。さぁ、次へいこうか、マドモアゼル」

牧島「次のお客、男性だぞ」

舞人「なに……!」

<11〜20>

舞人「ふむ、非常に体内・脳内での雪村濃度が高いな」

牧島「体内……?」

舞人「だがこの程度ではあの雪村は手におえんな。せいぜいいちファン止まりがいいところだろう。草葉の陰で歴代モーニング娘。メンバーも涙ちょちょぎれていることだろう」

<21〜28>

舞人「ああ、さよか。君はアレか。そうかそうか、ふんふん」

牧島「貴様、何が言いたい!?」

舞人「いやいや、こういう人にこそ雪村は相応しいのではと思ってね。あのぶっ飛びについていくにはやはりこれぐらいぶっ飛んだ回答をしてもらわないと」

牧島「む、確かにそうだが……だがしかし、俺は小町さんと添い遂げ……あ、いやいや、ゆき村の家の末娘をこの男から救い出したいだけで……

舞人「と、いうわけで、雪村は渡さない、だそうだ」

牧島「ばっ……ふざけるな、誰がそんなことを! き、貴様こそそうではないのか!!」

舞人「貴様、ぷじゃけるなよ? 俺は天地に名を轟かす精神的インポテンツだぞ?」

牧島「なっ……公衆の面前で、よくもそんな堂々と破廉恥なことが言えるな、は、ハジヲシレッ!」

<29〜33>

舞人「何者だ、おまえは」

つばさ「や、あたしに訊かれても」